Kindle解説本 電子書籍 読書端末活用法 [電子書籍]
書 名 : Kindle解体新書 - 驚異の携帯端末活用法のすべて -
著 者 : スティーブン・ウィンドウォーカー
訳 者 : 倉骨 彰
発 行 : 日経BP社
発行日: 2010年5月24日
定 価 : 1800円+税
ちまたでは、Apple社のiPad™(アイパッド)が2010年5月28日に日本でも発売開始され大人気のようです。
やはり、iPhoneの操作を継承した大きな液晶画面と、薄くスタイリッシュなデザインは魅力的です。
Wi-Fi版 メモリ容量16GB 48,800円(本体のみ、電源コンセント用充電アダプタ別売)
その一方で、iPad購入者から、携帯するには重すぎる、画面はきれいで見やすいが読書するには目が疲れるとの意見もあるとの事。
iPad発売前に、Amazon(アマゾン)が 2009年2月9日にインターナショナル対応版のKindle2 を359ドルで発売。
厚さ0.91cm、重量289g、6インチE-Ink画面600×800ピクセルの解像度、モノクロ16階調、メモリ容量は2Gバイトで、書籍1500冊以上を本体に保存できる。
2009年10月7日には、同モデルが259ドルに、2010年6月末には、189ドルに値下げしました。
この時点では、インターナショナル版では、日本語表示をサポートしていませんでした。
そして、2010年8月27日に、Kindleの新モデルが189ドルで発売される事が、7月28日に発表されました(Wi-Fi+3G対応版)。 Wi-Fi版は、139ドル。
重量247g、6インチE-Ink画面600×800ピクセルの解像度、モノクロ16階調、メモリ容量は4Gバイトで、書籍3500冊以上を本体に保存できる。
ディスプレイは新しい電子ペーパーを採用しており、コントラストが50%向上している。
また、ページをめくる速度も20%速くなっている。
一番重要なのは、表示できる言語が増え、新たに日本語、中国語、韓国語、キリル文字に対応した。
バッテリー駆動期間は最大で1カ月(ワイヤレス通信オフの場合。オンの場合は最大10日)との事。
関連記事:
IT Media
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/29/news034.html
Cnet Japan
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20417590,00.htm
前置きが長くなりましたが、この本は 8月28日に発売される前機種「Kindle2」の活用法について、詳細に解説されています。(日本語が表示できないインターナショナル版について)
Kindle2 と 新Kindleは、本体サイズ・重量・メモリ容量などは多少異なりますが、この本に記載してある内容はほとんど新Kindleでも同様に活用できます。
新Kindleの良い点:
・携帯するには大きすぎないサイズ (190.5x122x8.5mm;247g)
・画面が、電子ペーパーのE-Inkのため、明るい所でも見やすく、紙に近い感覚で目が疲れにくい
・日本語表示ができるようになった。
・バッテリー駆動時間が最大1ヶ月(ワイヤレス通信オフ時)
・Wi-Fi+3G対応版が189ドルとお手頃価格
・通信費がかからない(インターネット接続費用)
・書籍最大手アマゾン社によって開発された電子書籍端末
Kindle対応電子書籍数が40万冊以上購入可能(日本語版まだほとんど無い)
無料本も多数ある
・音声合成でテキストを朗読してくれる(音質:女性、男性の2種類)
・標準で英英辞典が搭載されている(The New Oxford American Dictionary)
英単語にカーソル移動すると、画面下部に意味が簡略表示される。
・文字サイズを十段階に変更可能(Kindle用ファイル形式)
・MP3プレーヤー搭載
・PDFファイルを表示することが可能
Kindle は、書籍をじっくり時間をかけて読みたい人向け。
iPad は、書籍以外にも新聞・雑誌、音楽、ゲームなどいろいろとダウンロードし、短時間使用する人向け。
書籍を何冊も携帯せずに、どこでもじっくりと読めそうなので、7月29日にAmazon.comで早速予約しました。
届くのが楽しみです。
なお、本体価格189ドルの他に、送料20.98ドルと関税10.5ドル 加算されます。
Kindle対応の日本語電子書籍が、Amazonを含めほとんど無い状態ですが、
Kindleで読む方法があるとの事。
日本語の無料本として、「青空文庫(著作権の切れた作品をテキスト化して公開している)」
があります。http://www.aozora.gr.jp/
ここで、公開されているテキストファイルをKindleで表示できるPDFに変換してくれる
「青空キンドル」http://a2k.aill.org/
サイトがあります。
変換はパソコンで行います。
PDFの文字サイズを、小・中・大 から選択することができます。(通常は「中」)
あとは、パソコンにKindleをUSB接続して、Kindleのdocumentsフォルダにコピーすれば表示できます。
Kindle本体がなくても(購入していなくても)、Kindle for PC というAmazon社が無料で提供しているソフトウェアを、パソコンにインストールすれば、Kindle対応の電子書籍を楽しむことができます。
Amazon.comのWebサイト
http://www.amazon.com/gp/feature.html/ref=sa_menu_karl3?ie=UTF8&docId=1000493771#
からダウンロードできます。
あとは、Amazon.comの Kindle Booksより、public domain で検索して表示された無料本をダウンロードすれば、Kindle本体と同様な操作を試すことができます。
このような、Kindleを有効に使う方法が満載されています。
以下は、目次のページです。
Kindle に興味のある方は、まずこの「Kindle解体新書」を読めば、すべてがわかります。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,890 円
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